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3 三話 虜囚 | 虜術師 -魔女奴隷ー

2025-03-02 15:25 p站小说 7990 ℃
彼女達が地下へ足を踏み入れて、随分と時間が経過していた。
地下は広さはないが縦に深く、無意味に入り組む構造で、明らかに侵入者を迷わせて
時間を稼ぐ意図があった。二人は幾度か侵入者を拒む怪物と遭遇していた。
不慣れな戦いで危ない局面もあったが、最初から<ヘキサ>を起動していたことが
功を奏して今のところは難を逃れている。

その身体には小さな傷がいくつか出来ていたが、すでに血は止まっていた。
魔女の肉体は常人に比べると治癒力が高く、小さな傷程度なら
翌日には綺麗に治ってしまう。
だがリリシラは奇妙な違和感を覚えていた。出会った怪物達に殺意が
感じられないからだ。

二人には、もっと恐ろしい森の魔獣と刃を交えた経験がある。
そうした獣は相手の命を容易く奪う爪や牙を持ち、急所を狙って襲いかかってくる。
しかし、二人がこの地下で遭遇した怪物は相手の命を奪うことよりも、
まるで捕らえることを目的にしているように感じられた。
行方不明になった連中は、怪物に捕獲されて連れ去られたのだろうか?

連戦が続いて<ヘキサ>の疲労が二人に重くのしかかる。
引き返すべきか迷いが出始めたころ、さらに下へと進む入り口を見つけだした。

「次の階層で彼らを見つけることができなければ、一度諦めて戻るしかないわね」

リリシラはそう言いながら階段を降りていく。

しかし、そこへ足を踏み入れると周囲の雰囲気は明らかに変化を見せた。
薄暗く、苔むして滑りやすかった通路は、広くて余裕のある道幅になり、
壁は簡素なものではなく、磨かれて装飾が施されたものへと変わった。
天井も高くなり、灯が点々と輝いて通路を温かい光で満たしている。
凝った装飾を持つランプには、呪油で満たされた小瓶が差し込まれ
こぽこぽと小さな音を立てていた。
部屋は用途に応じて明確に区別され、豪華な調度品や敷布が並べられていた。
おそらくこの階層からが居住区で、手前の層は侵入者を撃退するための
庭なのだろう。

並べられた様々な器具や調度品には長い年月の間、誰かが住んだ形跡がある。
リリシラはそれを不思議に思っていた。
年季と美意識を感じさせるこの場所が、短い期間で作られたとは到底思えない。
まるで家を丸ごと地下に持ってきたようだ。
相手の素性はわからないが、そんなことが一介の者に可能なのだろうか?
あるいは神都ならば、そうした技に通ずる者が存在するのだろうか?
リリシラが頭を巡らせていると、トナが呑気に口を開く。

「すごい・・。見たことないものばっかりだね。きっと神都のものだよ。
いつか行ってみたいなぁ」

その口調には素直な驚きと、好奇心の気持ちが溢れている。

「あなた、私達の身体のこと、忘れてないかしら?
神都でバレたら、もう街を出れないかもしれないわよ」

リリシラは左右を警戒しながら彼女を窘める。

「ええ? 私、何も悪いことしないのに捕まっちゃうの?」

「どうかしらね? 昔と違って、片っ端から捕縛される、なんてことは
無いとは聞くけど。ただ、例え罪が無くても、女王の眼に止まれば
逃げることはできないそうよ。」


二人は足を忍ばせ、音を立てないようにして地下屋敷の探索をすすめていった。
途中でさらに下へ続く階段を見つけたものの、分厚い鉄格子が嵌っている。
リリシラはこの地下迷宮は一体どこまで続いているのかと疑問を感じていた。

その屋敷内は二人の見たことの無い物で溢れていた。

ガラクタのように雑多な素材が詰め込まれた部屋の中には、
鍵のかかった豪奢な箱がいくつも並べられ壁を埋め尽くす戸棚の中に
色とりどりの液体や鉱物、植物で満たされた薬瓶がぎっしりと詰めこまれている。

その隣には書庫があり、紙の本だけでなく、薄い水晶版や金属版がずらりと並び
女性の姿をした石像の表面には、小さな紋様が隙間なく描き込まれていた。
机の上には大きな薄氷板が立てかけられ、その前には驚くほど緻密な
指楽器が取り付けてある。薄氷板には光る文字が点滅して浮かんでいた。

飾り棚の上には、濁った氷のように見える箱がいくつか並べられていた。
はっきりと中が見えないが、小さな人形の影がうっすらと浮かんでいる。
気のせいか、人形達はどれもいびつな姿勢のまま、何かの器具で
固定されているように見えた。

金属の匂いが立ち込める部屋には火釜や金床、
鋳型や巨大な装置がいくつもあり、透明な瓶や水槽、大釜が無数の配管で
接続され、異様に甘い匂いで満たされていた。

トナが目を輝かせたのは、透明な箱の中に華やかな衣装がいくつも飾られた
煌びやかな衣装室だ。宝石が散りばめられた花のようなドレスもあれば、
見たこともない素材で作られた奇抜な衣服、身を守れるようには見えない
不思議な形の鎧、中にはとても服には見えない不気味なものもあった。

トナは様々な部屋を覗き込んでは目を丸くして、そうかと思えば
薄気味悪そうに口を歪めたりしていた。しかしリリシラに先をせかされて
名残惜しそうに先へと進む。

二人は、時折り、部屋の中に黒い人影が佇んでいることに気が付いた。
それらはみな白い仮面をつけて黒い衣服で身体を覆っている。
しかし微動だにしないことから、おそらく人形なのだろう。
一度、首が動いてはっきりと目があった気がしたが、特に反応することもなく
ぼんやりと虚空を見つめているだけだった。二人は奇妙な部屋が並ぶ屋敷の中を
慎重に進んでいった。

その階層の捜索が終わりが近づいて、地上へ戻ろうかとリリシラが考えはじめたころ
ようやく目的の部屋を見つけ出した。
そこは離れのように他の場所から遠ざけられて長い通路で繋がっている。
扉は分厚い金属製だった。まるで何か危険な実験をするために、わざわざ遠い場所に
作られているように感じられる。扉についている小窓から中を覗くと数人の男が部屋に囚われていた。

扉の傍には複数のハンドルがついた器具と、束ねられたロープが見える。
天井からは何本かの鎖が垂れ下がり、その先には金属の輪が連結されていた。
屈強な男達は片足に枷を嵌められて、床の鉄環に鎖で繋がれている。
その鎖が天井へと続いていることから察するに、おそらくハンドルを巻けば
足の鎖が短くなって彼らは自由を失っていく仕組みなのだろう。
中には使われずに転がっている足枷もいくつかあった。
それらのサイズは人の足には大きいように思える。
部屋の位置や厳重な扉から考えると、そこは人を閉じ込めるにしては厳重な構造だ。
この部屋は本来、上階にいたような怪物を管理するために使われるのかもしれない。

彼らは手にも枷を嵌めており身体の前で拘束されて、うなだれていた。
男達は二人が現れたのを見て口々に歓喜の声をあげて立ち上がった。

「ア、アンタは! まさか、俺達を助けに来てくれたのか!?」

その声をあげたのは額に銀角のある例の男だ。
リリシラは一瞬、小さな違和感を覚えた。彼の表情には助かったことによる
安堵とは違う何かが、混じっている気がした。しかし文化の異なる者同士、
表情が読みにくい事は日常茶飯事だったため彼女はその違和感を気に留めなかった。

「囚われてる者はこれで全員かしら?
あなたたちを攫ったのはどんな奴なの?」

「顔はわからねぇ。だが妙に痩せこけたヤツだ。アイツはある日、
オレ達の集落にやってきて上手い儲け話があると言ってオレ達を連れ出したんだ。
そこで怪物に襲われて取っ捕まった。で、このありさまさ。」

数えれば男達の人数は六人で、行方不明になったのと同じ数だ。
どうやら、彼らが恐ろしい実験台になる前に、救い出せそうだと二人は
胸を撫でおろした。

「ここまで来たアンタらが鉢合わせなかったのなら、今アイツは
 ここにいねえってことだろう。だがいつ戻ってくるかわからねぇ。
 申し訳ねえが頼む。早くコイツを外してくれ。」

男は足枷に視線を向けた。

たしかに男の言う通りだった。地下の主がいないのなら、
それは幸運だと言えるだろう。ここは敵の根城なのだ。遭遇しないに
越したことはない。彼らの拘束をすみやかに解き、早々と逃げ出すのが最良だろう。
帰りは最短で地上にたどり着けるはずだ。

あたりを見回すと、扉近くの壁に鍵束が二つぶらさがっていた。
手に取って見てみると、鍵は小指ほどに小さく、まるで針のようだ。
それが枷の鍵なのだろうか。少しずつ形が違うようにも見えるが、
まったく同じにも見える。なにか、管理者だけにわかる記号でも
ついているのだろうか。
リリシラは鍵を眺めながら、分厚い扉のロックを外して牢の中へと入っていった。
金属のこすれる重い音があたりに響く。

ぶら下がった鎖を手で払いのけ、彼らに近づいて足枷を注意深く見ると
たしかに小さな鍵穴があった。足枷を外すにはひとつずつ差し込んで
試していくしか無いのだろう。

「・・・これは、かなり手間がかかりそうね、
ねえトナ。二人で手分けしましょう。」

リリシラは鍵束をひとつトナへ渡して、近くにいた男の足元にしゃがみこむ。
ここまでずっと力を使い続けたためか、二人には疲労が溜まっていた。
帰りのことを考えるならば、今は身体を休ませた方がいい。
全員の枷を外すには時間がかかるだろう。

彼女は小さくため息をついた後、自らの腹に触れて呼吸を整える。
鼓動が収まり感覚が元に戻りはじめると、肉体の力は胎に吸い込まれるように
消えていった。

「うっかり鍵壊しちゃいそう」

もともと細かい作業が苦手なトナもそう言いながら腹の印に触れる。
肉体を強化する力は繊細な作業に不向きだ。

二人は手に持っている武器を床に置き、鍵束からひとつずつ鍵を取り出しては
男達の足枷へと差し込んでいく。十数本目かの鍵を差し込んだ時、
一人目の枷がようやくはずれた。

その手には枷が嵌ったままだったが、リリシラは先に全員の足枷を外すことにした。
もしも地下の主が現れたときに、鎖に繋がれている者が一人でもいれば
ここから逃げられないからだ。リリシラは再び前に向き直り、
地道で単調な作業を繰り返していく。

その時ふと、彼女は自らの太腿を伝って、かすな滴が流れ落ちているのを感じた。
<ヘキサ>を使った反動が押し寄せて、廃液が少しだけ胎から漏れたのだろう。
まだ力の制御ができておらず少し無理をしたせいかもしれない。
彼女は少し顔を赤くして、それを男達に見られないように足をぎゅっと閉じた。

やがて二人目の枷もはずれ、それを三人、四人と繰り返していく。

足が自由になった男のうち、一人が扉の小窓から通路に現れる人影がいないか
警戒している。それ以外の三人は作業が終わるのを彼女の背後で待ちわびていた。
手枷を嵌められた状態では作業を手伝うのは難しいだろう。
それにあと二人。もう少しだ。
そう思って目の前の足枷に取り掛かっていた時だった。

カチリ。と音がした。

男の枷が外れた音だと思ったが、リリシラの首にひんやりとした
冷たい感触が走った。見れば金属の輪が自分の喉元に見える。
それは人の足にはずいぶん不似合いだった一回り大きい足枷だ。
それがリリシラの細い首にぴったりとはまりこんでいた。

え?
彼女は一瞬何が起こったのかわからなかった。身体の位置を変えた時に
偶然に垂れ下がった輪にはまりこむ、そんな愚かなミスをしたのかと考えた。
しかし、首輪の鎖は、一旦地面に垂れ下がって床の環を潜ってから
天井に繋がっている。偶然に嵌り込むわけがない。ふと隣に目をやると
トナの首にも大きな足枷が取り付けられているのが目に見えた。
彼女もきょとんとした顔をしている。

まさか!
慌てて振り返ると、そこに、薄笑いを浮かべた男達の姿があった。
手枷はすでに外され、手には小さい鍵が握られている。
鎖がガラガラと音を立て、一気に巻き上がりはじめた。

うぐっ!慌てて立ち上がろうとしたが、床の環に繋がった鎖は短く
すでに身を起こすことができない。

リリシラはとっさに首輪に指を滑り込ませ、それが喉に食い込むのをふせいだ。
表面を指で探ったが、留め金らしいものはない。
他の足枷と同じように、小さな鍵がないと開かないのだ。

鎖は素早く巻き上げられ、みるみるうちに首が引き絞られる。
彼女はあっという間に両膝をつき、頭が床へと近づいていった。

顔をあげて部屋を見回せば、扉から外の様子を確認していた男が
装置を操作して鎖を巻き上げている。彼の手枷もすでに外れていた。

迂闊だった。まんまと餌におびき寄せられ、罠に嵌められたのだ。
最初から行方不明になった者などいなかった。
この連中は素性も知れぬ流れ者に、この地下の主にそそのかされて、
自分達を罠にはめるために一芝居打ったのだ!


「なんて・・・なんて卑劣なの!!」

彼女の内側に怒りがこみ上げた。しかし同時に不安が頭をよぎる。

行方不明者を助けるためならば、二人が危険を冒して不慣れな地下へ
入ってくること。細かく面倒な作業をさせれば、戦闘で疲労した
ヘキサを切って隙だらけの姿勢を晒すであろうこと。
地下の主は姿さえ見せていないがすでに二人の素性と性質を集落の人々から
入手しており、魔女の特性についても理解している者だ。

「くっ このっ!!絶対に許さない!」

彼女の隣ではトナが彼らの裏切りに激昂し、首が締まるのも構わず
声をあげて後ろ脚を振り上げる。だがその脚は何かにひっかかり
彼女は姿勢を大きく崩した。見ればすでに後ろ脚に縄が絡まっている。

二人の意識が鎖に向いている隙に、壁に掛けられていた縄を使い、二人の男が
トナの後ろ脚に絡めていたのだ。その手さばきは非常に早かった。
彼らはみな狩人で、暴れる獣の脚を縛り上げることに関しては手練れなのだ。
トナは首が締められ一瞬意識が遠のいていた。
彼女が姿勢を立て直そうと足掻くよりも早く、その縄は胴体に絡みつき
身体の前へと流れたかと思うと前脚に巻き付いて引き絞られた。

衣擦れ音がすると同時に余分な縄は全て無くなり、トナの四つ足は腹部の
中央に引き寄せられて一点で固定されてしまった。獣を縛るときの形だ。
藻掻いている間にも首輪はどんどん巻き上げられていく。
すでに自由なのは手だけだが、鎖が巻き上げられ、大きな下半身の体重が
首にかかるため彼女は両手で首輪を掴んで必死に耐えている。

くううううっ!!トナの口から苦しさと悔しさが入り混じった呻きが漏れた。

男達は手枷を構えて、彼女をさらに拘束しようとしている。

まずい。リリシラは左手を首輪から離し、その手を腹部の印へと滑らせる。
幸い鍵束をまだ手に握っていた。時間をかければ首輪を外すことができるかも
しれないが、それを彼らが黙って見ているわけがない。まず男達をなんとか
しなければならなかった。しかし、まともに身体を動かせないこの姿勢で
全員を相手にするのは不可能だ。だが<ヘキサ>を起動すれば充分に勝機はある。

そう考えた彼女が印の上で指を滑らせようとした瞬間、後ろにいた男に手首を
掴まれた。たった今、彼女が足枷を外そうとしていた、銀角の男だ。
抵抗しようとあがく僅かな時間にも、首輪が巻き上げられて意識が朦朧とする。

男はその隙に首輪を掴んでいる方の手もひきはがし、その細い両腕を彼女の
背中へひねりあげた。両ひざを地面につき、頭をほとんど床につけたその姿勢では
腕にまったく力が入らない。

「くぅぅ!!!」

彼女は全力で足掻いたが<ヘキサ>を起動していないその腕力は
ただの女にすぎないのだ。
鍛え上げられた男の腕で手首が背中の中央へとぎりぎり引き寄せられていく。
そこへ別の男が手枷を押し付け、手首を嵌め込んでいく。
カチリ。冷たい金属音とともに彼女の両手は後ろ手のまま固定された。

「ああっ!」

男達は一旦彼女から手を離した。
解放されたリリシラは身をよじって、腕に力を込めて藻掻いたが
鍵のかかった手枷を外すことはできない。どれほど身体をひねり
指を伸ばしても、もはや下腹部の印に触れることはできなかった。
そうしてるうちにも鎖はぎりぎりと音を立てて短くなっていく。

隣ではトナが男二人に手を掴まれ必死に抵抗を続けていたが、下半身と違って
その腕力は人の女と同様だ。やがて冷たい音と共に彼女の両手にも
手枷が嵌められた。

今やリリシラは後ろ手に拘束され、両膝を立てて尻を突き出したまま
頭を床に擦り付けた哀れな体勢になっていた。しかしそれでも
鎖が止まることはない。
どんどんと首輪の締め付けは強くなり、耐えきれなくなったリリシラは
小さく膝を動かして歩き、まるで自ら望んでいるかのように金属環の方へとにじり寄っていく。

「う、ぅぅぅぅ!」

そのあまりの屈辱に彼女の口から呻きが漏れる。そして彼女が終着点に
たどり着いたときには首輪と金属環は密着し、土下座の姿勢で固定されて
動くことができなくなった。
後ろ手のまま必死にもがき、口からは荒い息が洩れている。

男達は二人が握りしめていた鍵束と武器を全て剥ぎ取り
部屋の隅へと放り投げた。リリシラは恨めしい声を挙げて
彼らを罵り続けたが、それに応えるように男は懐から器具を取り出した。

「口を開けな」

男の言動からすれば、二つの玉が短く連結されたその器具が猿轡であることは
間違いない。一方の玉からは革ベルトが2本だらりと垂れている。
よく見ればベルトのついてない玉は少し小さいように見えた。
構造からすると、その小さい玉は口の外に垂らすか口の奥へ入るかのどちらかだ。

「ちゃんと口枷を嵌めておくように言われてるんでな。ホラ、お行儀よくしろ」

それを見たリリシラは歯ぎしりをした。
魔女が起動印に指をすべらせる時、まるで印に無数の文字が刻まれてるかのように
指から血の中に流れこむ言葉がある。それらは長い歌のような一節だ。
心を静かに保ちその全てを紡ぎ出すことができるなら、手で触れることなく
ヘキサを起動できる。集中を要する秘儀のひとつだが、リリシラはそれを
身につけていた。

もし男達がもはや二人に何もできまいと油断して、このまま放置していれば
脱出の可能性はまだ残されていた。しかし口を塞がれてしまえばそれも失われる。
そうした魔女の秘密を地下の主からすでに聞いているのだろう。
彼女は歯を食いしばり、それを嵌められまいと必死に抵抗していた。

「オイ、早くしな」

男はそう言って、高く突き上げられているリリシラの尻を強く叩いた。

「ぐぅ!」

しかし、何度尻を叩かれても、彼女は頑なに口を開けようとはしなかった。
女とはいえ顎の力は人体で最も強く、強引に開けるのは難しい。
その様子を見た男達は別の器具を取り出した。それはペンチ型の握り工具だが、
その先端は釘のように鋭くなっている。男達はリリシラの髪をつかんで
顔をあげさせると、唇を指で無雑作にめくりあげて、
釘の先端を上下の歯の間にあてた。そのまま鋭い先端を押し込むと、
彼女がどれほど歯を食いしばろうとも鋭い切っ先が歯と歯の間に、
ゆっくりと滑りこんでくる。そして男が持ち手を握りしめると、
滑り込んだ釘が上下に割れて開きはじめた。

あぐっ!リリシラの口は強引に開かれ、みしみしと顎が外れそうな痛みが
彼女を襲った。男はそこへ口枷ををねじ込んでいく。自力では開けられないほどに
口が開かれているにも関わらず玉はなんとか通るほどの大きさだ。歯の間から
工具が抜かれると、戻る力で噛み締められた玉は彼女の口の中へ自然に
滑り込んでいく。彼女は必死に舌で押しだそうとしたが、その程度の力では
歯の間を通らなかった。それはもう自力で吐き出すことができないのだ。
男は球の両端についた革ベルトで口を割り開き、頭の後ろへ回したあと、
決して外すことができないように、かちりと音を立てて固定した。

うぅうううーーー! もはや何を喚こうが、意味のない呻きにしかならない。
彼女は魔女としての力を封じられ、言葉を発する自由さえも奪われてしまった。

ふと男達はリリシラの太腿から、透明な滴が垂れているのに気がつく。

「なんだ、オマエ? まさかこれ付けられて興奮してんのか?」

それは<ヘキサ>を使いすぎた反動から来る廃液作用だったが、
男達の目からすれば彼女が首輪をはめられ、手を拘束され、口枷をはめられて
激しく濡らしている女にしか見えなかった。

彼女にはもう、それを否定する事はできない。
男達が嘲笑と侮辱の言葉を投げかけて笑っている。
その間違った憶測が彼等の中で真実になっていくのを、ただ黙って
聞いているしかなかった。

「うぐう。ううっぅ・・・!! 」

この瞬間から、この地下室は彼女達の拷問室へと変わった。
この地下牢獄の住人となるのは男達でも獣でもなく、二人の魔女だったのだ。

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